庶民の私からすれば、
単独年収1000万円なんて雲の上のようなお話…と思いながら
「はて?それを達成できる子にするにはどんな子育てが良いのかしら」と
興味本位で手に取りましたが、
俗なタイトルによらず(笑)良質な教育本でしたので、ぜひご紹介したいと思います。
幸せの条件とは?
◆マネープレッシャーのない暮らし(経済的に余裕があると心にも余裕ができる)
◆教養が身についている(映画、音楽、文学、スポーツ、自然科学)
◆好きな仕事に就いている
どれも納得です!
お金が全てではないけれど、お金がないと人間、心まで荒んできてしまうもの;
よってキレイごとではなく「清貧は尊い」と教えるべきではないそうです。
実際、私が出会った素敵なお金持ちはみなさん、
経済的余裕があるゆえに他人にも優しく、懐も広く、
教養もあって多趣味でお話も面白いし、仕事に誇りをもっている方々ばかり。
上記3つの条件を満たしている人たちは、まさに「幸せ」そのものなんですよね。
私自身は悲しいことにどれ1つ当てはまりせんが(苦笑)、
王子には是非とも3つの条件を確立してもらいたいものです(*''▽'')
学歴より国家資格
学歴神話が崩れている現在、どこの大学を出たかという事より、
収入を保証してくれる難関資格を取ることが稼ぐ力となります。
また、専門性の資格に得意分野を組み合わせることで、希少価値が生まれ、
価値のあるものを提供し、より多くのお金を稼ぎ出します。
この理論はすっと頭に入ってきました。
医師や公認会計士など難関国家資格は取得までが大変ですが、
取ってしまえば一生の収入を保証されるし、就職も転職もしやすい。
難関大学に入る事より、難関資格を取ることが賢い選択なのかも。
最初の職場が肝心。一流からスタートする
仕事をしていく上で、一番最初に入社する会社というのは非常に大事で
最初に教わった環境や理論が、その人の仕事観になっていくそうです。
よって、最初の職場は肝心!
出来るだけ一流の職場からスタートして、仕事が出来る人の近くで学びなさいとの事。
これも目からうろこでした!
私は超就職氷河期世代で、大卒でも企業に入社することさえ難しかったので、
とりあえずどこかに入社して、転職で上を目指すという考えが主流でしたが、
確かに、最初の職場は良くも悪くも大きな影響を与えますよね。
スポンジのように何でも吸収する若者にとっては「一流から始める」ことが大事。
王子の就職時にも気を付けたいと思います。
英語以上にお金教育、会計教育が非常に大事
英語教育が騒がれていますが、
日本国内で専門的な仕事をしていくのであれば、英語は後回しでも良いそう。
何故なら言語ツールとしての英語を身に着けていても、
専門用語が理解できないと仕事上で役に立たないそう。
また、先進国の中で日本が出遅れている
お金教育、会計教育にもっと力を入れるべきだと。私も同感です。
専門性を持っている人と積極的に交流
子供の世界は狭い!
いろんな専門分野に従事している大人と積極的に引き合わせて、
幅広いお仕事を知るというのは将来のために非常に有益。
収入のパイプをたくさん持つ
本業のほかに、仕事を複数持つことでリスクヘッジに繋がる。
これも納得!
今や「大副業時代」でいろんな肩書を持っている人が増えてきましたよね。
専門性を武器に、そこからすそのを広げた活躍が出来る子になってほしいものです^^