手前味噌ですが、王子は親から見ても他人から見ても、
あまり手のかからないタイプのようです。
手のほどこしようがないイヤイヤ期(1歳後半)を除けば、
赤子の頃からグズることもほとんどなく、優しくて穏やかでいつも上機嫌。
泣きわめいたり、暴れたりすることは一切ないです。
(↑ イメージですが、かなり王子に似ています(笑))
そして先日、保育園の帰りに
5歳になってもぐずったり泣いたり、ギャーッとなる子のママさんから
「◯◯くんのそういう姿は一度も見たことない。きっと満たされているからだよ」
と言われ、その理由について考えてみました。
1日の終わりに「今日も楽しかった!」を確認する
一方、基本的に私は根暗だと思っています(笑)。
が、人の親になった以上、
我が子にはそんなマインドは引き継いでほしくないので
いつも楽しく過ごしてもらう方法を考えています。
たとえば夜寝る前に「今日は何が一番楽しかった?」と聞く習慣を
王子が話せるようになった時から、毎晩続けています。
毎晩聞くことで、もしも「今日は楽しくなかった」という日があったら、
すぐに軌道修正できるからです。一緒に対策も考えられます。
逆に「今日も楽しかった!」という日が毎晩続けば、
それはきっと「人生楽しかった!」につながっていくので、
そうした日々の確認を親子でしていくのは非常に良いことだと思っています^^
嫌なことも楽しむ発想の転換を教える
「これはつまらなそう」「大変そう」などネガティブな第一印象のものでも
発想転換して楽しさを見い出せるように導いています。
たとえば、注文した料理が不味かったらガッカリだけど
「これ、笑っちゃうくらい不味いから食べてみて!」「うわぁ~本当だ!」と
ゲラゲラ笑いながら顔をしかめて、失敗を楽しんだり、
難しくて投げだしそうな問題なら
「これできたら、アンタすごいよ!みんなにびっくりされちゃうよ」と言いつつ、
そーっと気づかれないようにヒントを出して、
「あ!わかった!」と本人が自力でこたえられるように導き、
「やればできるじゃん!」とハイタッチしたり、
疲れてなかなか歩きたがらない時なら
「マンホールを先に見つけた方が勝ちね!」というゲームにすると
「あ、見つけた!あ、次も見つけた!」と言いながら、どんどん進んでくれますww
「好き」はどんどん伝えよう
私の両親は「子供は黙って親に従え」という古いタイプで
子供に「好き」なんて媚びた言葉は一度も言ったことがありませんでした。
が、成長した立場から言うと、家族であっても「好き」は言わないと伝わりません。
特に我が家はやっと授かった一人息子なので、
赤子の頃から毎日何度も「好き」と言い続けています。
大好きな親から「好き」と言われるだけで、子供は満たされるのです。
元気が出ます。自分に自信が持てます。
いずれ来る反抗期までに、
「好き」をどんどんストックしてあげるのが、
親の努めだと思っています。
家族の話し合いに参加させる
幼児と言えども意見が言えるようになったら、
家族の一員として話し合いに参加させています。
週末のお出かけ、交通手段、ランチの場所など、軽~い話題ですが、
「◯◯はどう思う?」と意見を聞き、
それが良案ならそのまま取り入れるし、
現実的でなくても「それもいいけど、今回はこうしたほうが良いかもね」と
意見を出してくれたことを褒めて、さりげなく軌道修正したり。
家族団らんの時や、寝る前のお布団ゴロゴロタイムなど、
リラックスしながら、3人で楽しく家族会議をよくしています。
なんでも親が主導で決めたり、子供をなだめるために意見を取り入れるのでなく、
普段から「話し合いに参加する」習慣をつけることで、
「一員として認められている」と自覚して
満たされるのではないかと思います。
話す時は子供の目線まで下がる
普段はそのままの姿勢で話すことが多いですが、
子供がちゃんと話を聞いてほしいという時、
子供と真剣に向き合いたい時は
自分がしゃがんで、子供と同じ目線になって話をするようにしています。
些細な事ですが
子供は1人前に扱ってくれていることが自覚できるし、
親の顔がきちんと見えるので安心するし、満足します。
親と子供が真正面で向き合う時間って、
実はとても少ないので、なるべく作ってあげるようにしたいです(*^▽^*)