以前から興味のあった「キッズマネースクール」の講座に
5歳息子と参加してきました!
キッズマネースクールって何?
一般社団法人 日本子どもの生き抜く力育成協会が運営する「キッズマネースクール」は
マネー教育の第一歩として、子どもにお金について興味を持ってもらい、
4歳~10歳の小さな子でも親子一緒に楽しくマネー教育が出来る体験型の
マネーセミナーを全国各地で随時開催しています。
ただ、学ぶだけではなく「お金はありがとうと交換するもの」だと伝えることで
親への感謝の心を育むことができ、
子ども達が社会に出ても「生き抜く力のある子」に育ってもらいたいという方針です。
参加費は一部有料講座もありますが、ほとんど無料です(今回も無料)!アリガタヤ~
子供向けセミナー【前半】
お金についての概要
4歳~10歳の子供たち20人ほどが集まってスタート!
まずは、「お金」の歴史や役割、昔のお金や外国のお金を見て触って、
お金そのものについて子供たちに知ってもらいます。
外国のお札の大まかな為替レートもお話しされたり、
今は通貨として存在しないジンバブエの超インフレのお札などに子供たちも興味津々!
先生はわざわざジンバブエのお札をヤフオクで2000円で落札したそうですが、
私もEU統合前のヨーロッパ各国のお札を持っていたのを思い出し売ってみようかなw
おみせやさんごっこの説明
今回のプログラムは「はじめてのおしごと体験」。
おみせやさんごっこを通して、品物の値段を決めたり、お客さんを呼び込んだり、
店長を体験することで、お金や仕事の大切さを学びます。
まず、7つのお店屋さんを紹介して、それぞれのお店で売っている商品を考え、
(← ここが白熱しましたw)そのなかから自分がやりたい仕事を選びます。
王子は予想通り「パンやさん」を選びました!パンやさんは一番人気でしたね^^
それから子供たちは別室に移動して、
お店の商品作りをしました(塗り絵、切り抜きなど)。
大人向けセミナー【前半】
子どもたちが商品作りに熱中している間の約40分間、
大人向けセミナーがスタートしました。
講座内容
『おこづかいのあげ方』『ライフプラン』『住宅ローンの金利削減ノウハウ』など。
生保のFPが本業の講師なので、
ライフプランや住宅ローンなどはさすがわかりやすかったですが、
特に参考になったのが「おこづかい」。
家計と同じで、おこづかいも先取り貯金して、残った分でやりくりするのが良いそう。
「おこづかい教育」に効果的な【ピギーちゃんの貯金箱】
そこで、オススメされたのが「ピギーちゃんの貯金箱」。
貯金箱の内側の仕切りが4つに分かれていて、
Save(貯金)・spend(使う)・donate(誕生日など人のために使う)・
invest(投資=ここに入れたお金は3か月出すことが出来ない)を
子どもが自然に学べる、マネー教育に役立つアメリカ生まれの貯金箱です。
とても面白いなと思いました!
見た目も可愛らしく、効率的なシステムなのでぜひ取り入れてみたいです^^
【後半】おみせやさんごっこ スタート!
子どもも大人もそれぞれ玩具のお金を渡され、
まずは子どものお金を一緒に数えてあげます。(最初の金額より増やすことが目標)
それから開店!
接客、声かけ、販売など、子供店長たちは売り切れるように頑張ります。
値段設定も自由なので、洋服やさんの子は1枚1000円だったり、
パン屋の王子は全品100円だったりと様々。
王子は塗り絵用のパンの他、自分でカレーパンとドーナッツも作りました^^
20分後にはどの店もキレイに完売!(笑)
最後に売上計算をしてあげて、利益が出ていたら大成功です★
王子も300円利益が出ました! 誇らしげで本当に楽しそうでした。
【まとめ】お金の大切さと感謝を学びました
お給料袋を手渡し
最後は元の部屋に戻って、感想を述べあい、
先生から1人1人、名前を呼んで、お給料袋を手渡されました。
王子も給料袋を受け取った時に「ありがとうございます」と言えて感動しましたw
お給料はキャンディーでした☆
「3つのたいせつなこと」と1円の重み
◆お金はお仕事をしてもらえる
(=一生懸命お仕事をしてもらえるもの、お金を稼ぐのは楽しいもの)
◆お金には限りがある(=1円なくても買い物が出来ない)
◆お金を使う時は考える
また、1円×1000枚の重みを感じる体験として、
実際入った袋を1人1人の両手の上に「ドーン!」と乗っけて貰いました。
以上、お金のことを学ぶと同時に、
<親への感謝・働くことの楽しさ・将来自分がなりたい職業>についても
考える良い機会になり、非常に有益な2時間でした!
未就学児でも十分楽しめるプログラムでオススメです!有難うございました(*^▽^*)