入塾テストなし!でも有名難関校に続々合格する「成績が伸びる塾」として
話題の進学塾【VAMOS】代表・富永雄輔さんの
「男の子の学力の伸ばし方」を読みました。
「男の子の学力の伸ばし方」どんな本?
「男の子の学力アップ」に特化した子育て書で、
飽きっぽい、要領が悪い、根拠なき自信・・・
男の子の特性を活かした成績を上げる103の具体策が紹介されています。
思考力・読解力・計画術・目標術・4教科勉強法・勉強習慣・
親の習慣・環境づくりなど、詳細で実践的です。
男の子の特性を理解した上で、家庭学習に臨む親にうってつけの内容で、
中学受験するしないにかかわらず、大変読みやすく参考になりました(*^▽^*)
男の子を突き動かす7つの特徴と伸ばし方
1、否定や指示・命令に弱い
男の子は、自分が劣っているのを認めるのが怖いと感じるようにできている。
否定はできるだけ使わないようにせず、良いところを「認めて」あげる。
でも指示や命令をしなくては事が進まないので(苦笑)ほどほどにしながら
良いところは手放しで褒めて、うまくノせるよう心掛けています(^▽^;
2、自分で失敗しないとわからない
男の子にはトライ&エラーをさせて、自分で納得してもらうことが必要。
確かに「失敗しないようにする」のが女の子で、
「失敗するまでやる」のが男の子ですよね(笑)。
実験を繰り返して「そうか」と自分で腑に落ちるまで待つという忍耐も必要ですw
3、自分の力でナントカしたい
「大変だったけれど自分でやり遂げた」という経験が男の子を成長させる。
王子も2~3歳頃から「自分で!(やる)」が口癖で、
今でも親が説明すると「わかったわかった、自分でやる!」と言って
上記の2と同様、「失敗するまでやる」んですよねw
でもその分、成功したときの誇らしげな顔は本当に可愛らしいです^^
4、ご褒美・インセンティブで頑張れる
男の子は目に見える形でのご褒美をほしがります。
うちは旦那さんが何かとご褒美で釣っていますが(笑)、
「コレやったらおしりたんていを見よう」という些細なものでも効果はあります^^
5、競争好きでライバル意識が強い
男の子にはもともと「敵を倒したい」という欲求があるので、
敵を倒していくイメージが持てるように褒めてあげる。
うちはマイペースで平和な性格なので、5に関しては当てはまりませんが、
敵を倒していく=攻略していくゲームのような感覚で褒めるとヤル気が出そう★
6、ハマりやすいが飽きっぽい
男の子は何事も続きません。親は「続けなさい」と無理を言うのではなく、
子どもの「ハマりポイント」に誘導してあげる必要がある。
これはキッパリ!「男の子は何事も続かない」そうです(笑)。
だけど「ハマりポイント」を見つけて、うま~くノせると集中しますよね^^
7、ちょっとした成功体験で一気に変わる
男の子は「根拠のない自信」を持っている。
「できる!」という自信と成功体験がかけあわされると男の子は一気に伸びる。
とにかく小さくても数多くの成功体験を積ませるのが良いそうです。
これは私も以前から意識していますが、勉強でも大事な事ですよね。
考える力は「知識量」に比例する
昨今、アクティブラーニングで「思考力」の教育が強く提唱されていますが、
この本では思考力云々の前に「絶対的基礎力」をつけることの
重要性を強く述べています。
考えるためにはその元となる基礎学力や知識が欠かせません。
ゆえに、単純な計算練習や、知識の暗記などの基礎練習をおろそかにすべきではない、
ということです。
確かに我が家も頭をつかうような問題ばかりをやらせていたけど
やはり「基礎は大事だよね」ということで、
今更ながら中途半端になっていたドリルを引っ張り出して
ひらがなや数字の書き順などから再チャレンジしています。
また、もう少ししたら、10ます計算から始めて
「シンプルな問題を早く正確に解く」という基礎力をつけたいです。
姉妹著書「女の子の学力の伸ばし方」もありますよ~