来月から5歳、再来年はもう小学生・・・と考えていくと
気になってくるのが ¥「おこづかい」¥
周囲では「定額制」か「発生ベース」が多く、
なぜそうしたのかを問うと「なんとなく」「自分もそうだったから」という意見。
ちなみに私は定額制でした。
私は計画的に貯めつつ適度に使う堅実タイプだったけど、
兄はあればあるだけ散在し、借金こそしないけど貯金はできないタイプ。
性格的な違いもあるけれど、
我が家ではお金に関する話題はタブーでした。
「子供は知らなくてよい」
でもそれが災いして社会人になったときに、堅実な私も苦労しました(泣)。
実は、世界的にも圧倒的にマネー教育に出遅れている日本!
今や、お金の話題は「子供も知っておくべき」時代と
なってきました。
電子マネーの発達などにより、お金の姿が見えなくなりつつある昨今は、
子供の金銭教育の重要性は以前にも増して高まっているそうです。
そこで、家庭でも簡単に出来るマネー教育として「おこづかい」を考えてみます。
目から鱗の「おこづかいプログラム」
おこづかい制度は最初が肝心!と、
やるからには親も納得がいく導入方法にしたいなぁと考えていて、
おこづかい関連の本をむさぼり読む中で一番参考になったのがこちら ↓ ↓ ↓
お金の大切さ、働くことの意味を子供に伝える「おこづかいプログラム」の本です。
子供が家のお仕事をする対価として、親がおこづかいを支払い、
少額からスタートして、年齢に応じて少しづつ裁量を増やし、
ゆくゆくは
大人に育てるのが目標です。
お仕事をしてお金を貰う喜びを味わえる「キッザニア」と同じコトを
家庭で行おうということです。 この考え方は目から鱗でした!!
「おこづかいプログラム」概要
1、おこづかい会議を開き、金額と仕事を決める。
→ 「親がやってほしい仕事」と「子供が楽しい仕事」を選ぶのがコツ。
仕事は、「子供の年齢=仕事にかかる時間(分)」をベースに。
2、おこづかい契約書を交わす。
3、お仕事カレンダーでやった日にシールを貼り、週末に支払う。
→ 子供の年齢×100円/週。週給制のほうが子供には管理しやすい
4、子供は4つの透明な箱に分けて管理する。
◆ 欲しいもののお金(お菓子、玩具など)
◆ 必要なもののお金(文房具、服、携帯、交通費など、親負担から徐々に移行)
◆ 短期的な貯金(毎月ではないが近いうちに使うもの、プレゼント代)
◆ 長期的な貯金(大きなものを買う目的、いざという時)
5歳から始めた方が良い理由
金銭教育としては早いけど、
家の仕事を素直にやってくれるには5歳からが最適だそうです。
この話をすると、王子も「やるやる~!」と結構乗り気なので、
5歳の誕生日、もしくは年長になって是非導入したいと思います。
家のお仕事(我が家の場合)
5歳~
・靴並べる
・郵便ポストから取ってくる
・郵便物を仕分けて配布
・洗濯物たたんだものを配る
小学生低学年~
・ゴミを出す
・洗濯物をたたむ
・お米を研いで炊飯器のセットスタート
小学生中学年~
・フロアモップで掃除
・窓ふき
・洗面所のシンクをキレイにする
小学生高学年~
・皿洗い
・洗濯物を取り込む
・洗濯物を干す
・玄関掃除
・ベランダ掃除
中学生~
・洗濯機をかける
・食事を作る
・風呂掃除
・トイレ掃除
・・・こんなところでしょうか。
ご家庭によっては、庭仕事、下の兄弟の世話、ペットの世話もあるでしょう。
おこづかい帳は書いた方がよい?
ちなみに、おこづかい帳はつけてもつけなくても把握出来ていれば構わないそうです。
また、長期的な貯金の箱がある程度溜まったら、
子供と銀行口座に預けに行くのも良さそうですが、
今のところ我が家は、子供の貯蓄口座にネット銀行を利用しているので、
窓口や通帳記入などの実体験が出来ないのが残念です。
将来の経済的自立を目指して、
小さいうちからコツコツとマネー教育を一緒に始めてみませんか?^^