自分自身は読書をしたり、文章を書くのが好きですが
会話は苦手で語彙力に乏しいと思っている王子ママです(笑)。
日本人なのに日本語さえもろくにあやつれない私ですが、
王子には堪能な日本語で会話をこなせるようになってもらいたい!
そこでやっぱり肝となるのは「語彙力」。
今回は家庭で出来る、子どもの語彙力を伸ばすちょっとした工夫をご紹介します。
【遊び】絵本の読み聞かせ
語彙力アップに欠かせない読書ですが、この場合は
仕掛け絵本など「絵で遊ぶ」絵本ではなく、「言葉で遊ぶ」絵本を選びましょう。
また、少し上の年齢の子の本を選ぶと、
知らない言葉が適度にあるので良い刺激になります。
王子が人生で初めて読んだ漫画「おしりたんてい」も
小学校低学年向きですが、親しみやすいタッチで5歳児でも読みやすく、
難しいけど真似したくなる上品なセリフも満載なので、
語彙力アップに役立っています。
我が家もとうとう全巻そろえてしまいました~(笑)。
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【遊び】なぞなぞ、ダジャレ
語彙力アップに効くと噂される「しりとり」ですが、実はオススメしません(笑)。
何故なら子供が知らない単語を親が使うと、いちいちゲームが中断。。。
あくまで「楽しみながら学ぶ」が基本なので、
「しりとり」自体を純粋に楽しめなくなってしまうからです。
そこで、オススメは「なぞなぞ」。
連想ゲームのように、あらゆる形容詞を使って問題を出し合うことで、
形容詞を覚えるし、違う言葉に言い換えるチカラもつきます。
また、「ダジャレ」を言い合うことで、同音異義語を学べます。
我が家はしょーもない、駅名ダジャレばかりですが、王子はノリノリですよw
子どもの興味ある分野のダジャレが、長続きするコツですかね(笑)。
「三田を見た」「神田で鼻をかんだ」「菊名のことは聞くな」
「磯子へ急ごう」「杉田はもう過ぎた」・・・などなど。
【会話】ニュースを親が実況中継
語彙力アップを狙ってTV視聴するなら、正しい日本語を使うNHKが一番ですが
5歳児には、まだまだわからないことだらけ。
そこで、ニュースを見ながら親が実況中継します(もちろん字幕はオン)。
「警察官なのに万引きしたんだって。
万引きはお店でモノを盗むって言う事ね。
警察官ならお仕事でお金を稼いでいるんだから、自分で払わないとダメだよね」
「トラックが強風で横転したんだね。
横転は横に倒れるってことだけど、TV見ればわかるか(笑)。
重いトラックが横に倒れるくらい強い風だったんだね」
とあくまで軽~い感じで、耳元でささやいています(笑)。
また、さらりと私見を入れるのもポイント。
幼児には事件やニュースの真相が瞬時に思いつかないモノも多いので、
一般人的な感想を参考程度に一言挟むようにしています。
ちなみに私自身が説明しにくかった用語は、
国語辞典で一緒に調べて、自分も勉強しています(笑)。
【会話】きちんとした文章での会話を心掛ける
◆「あれ」「それ」という指示代名詞をなるべく使わない。
◆ 単語での会話は避ける。
「おみず」と言ったら「お水をください」と言うまで渡さない、など。
◆「すごい」と言えば、何がどのようにすごいのか、具体的に説明させる。
親は基本的に聞き役となって、子供がきちんと説明できるように促します。
「親との会話の質が、子供の語彙力を育てる」
といっても過言ではないので、
自分自身も言葉をはしょることなく文章で王子と会話をするよう、心掛けています。
【会話】四字熟語やことわざを身近に取り入れる
5歳王子が初めて覚えた四字熟語は「自業自得」です(笑)。
とある朝、王子が顔を洗うのをふざけながら逃げ回りまして、
誤って洗面台にバコーン!と顎を打った拍子に、
自分の歯で下唇を噛んでしまい、血がでてしまったんです。
すかさず、私は「そういうのを自業自得って言うんだよ」と教え、
王子も実際に体験するとすっと身につくようで、しっかり覚えてくれていますw
「一石二鳥」や「以心伝心」など、簡単な四字熟語は日常に取り入れやすいですね。
「おしりたんてい」でも「一朝一夕」など出てきますよ(^_-)-☆
ことわざでは「花より団子」「塵も積もれば山になる」などから取り入れて
少しずつ増やしていきたいです。