子ども4人を最難関医学部の東京大学理科III類に進学させた、
言わずと知れた「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんの著書はすべて読んでいます。
書いてあることはどれもさほど変わらないのですが(笑)、
こちらは末っ子の娘さんの合格体験から、女の子の学習法が主題となっています。
表紙やタイトルからはわからずに手に取ったのですが、
結果、性別関係なく参考になる点も多かったので、記しておきたいと思います。
幼児~小学校低学年の基礎学習が大切
「ひらがな」「1桁の足し算」「九九」が大事!
娘さんは基礎プリントだけで50cm以上の厚さをこなしたそうです!
6歳までに<ひらがな、一桁のたし算、九九>を徹底的にマスターが目標です。
九九はまず覚える!
「九九はまず覚えて、理論は後でOK」、「九九のCDかけ流しが効果的」
だそうですが、CDかけ流しは王子にあまりヒットしないので、
とりあえず視覚効果を狙って、あちこちに九九ポスターを貼りまくっています。
いずれ、ベネッセの「チャレンジ」で九九の教材も来るでしょうし、
そちらのほうが食いつき良いと思うので、九九はベネッセ頼みで(笑)、
今は正しいひらがなの書き順や、足し算に力を入れたいと思います。
家庭教育で取り入れたいこと
◆四文字熟語、ことわざは新聞で用例をピックアップ
◆問題集にインデックスをつける(章ごとに)
◆理解度は「ママに教えて」でわかる
◆苦手な足し算は1か月間、壁に貼って丸ごと覚える
◆成績は問題集で上げる!4割理解したら問題集をやる
私はあちこちに散らばる情報を1つの参考書にまとめて、
「これ1冊見ればOK」というオリジナルの最強教科書を作っていましたが、
大量の演習で解法パターンを頭に叩き込むことが大切だそうです。
また、問題集にインデックスというと大げさな気もしますが、
これがあるかないかで時間短縮に差が出ますよね。その分、1問出来るかも?!
勉強のスケジュール管理も親がすることで、無駄なく効率的に勉強に集中できるそう。
今は王子も幼児なので、私が今日やってほしい4ページを選んでやっています。
18歳までは子どもに寄り添う
「放任主義」と言って、子供の学習に全く関わらないのは、親が逃げているだけ。
18歳まではどこまでも子どもに手をかけましょう。
というメッセージがガツン!と響きましたね~。
学校まかせで基礎学習が出来ていない子供が、
学年が上がるにつれて更に授業についていけずに苦痛になってしまう事態は
親の責任であるといっても過言ではない、、、
また、勉強は「孤独な戦い」になってしまいがちなので、
「18歳までは子どもに寄り添う」がモットーの佐藤ママと
二人三脚で勉強を頑張ってこられたお子さんたちは幸せだな、と思いました。
しかも佐藤ママは徹底的な「子どもファースト」主義であり、
自身の時間をすべて子供たちに潔く費やしたうえに、
4兄妹1人1人の性格や意思に合わせた計画を立てて実行されています。
私自身はまさに「放任主義」の家庭で育ちました(苦笑)。
親は教材は渡すけど「難しいことは聞かないで」とサポートは頼りにならないし、
決して楽しくはなかったし、孤独な闘いでしたね~
そこへ、この意見!!
まだ王子とたっぷり13年間も関わっても良いんだ、と少しホッとしたりも(笑)。
勿論、王子は秀才タイプではないし、東大を目指しているわけでもありませんが、
自分の思い描いた将来に近づけるように、
18歳まで出来る限りサポートしていきたいなと心に誓いました(*^▽^*)